あなたの子は中学受験に向いていません!…受験を止めるべき?
「あなたの子は中学受験に向いていません!」
こんな風に言われたら、親としてはショックですよね。
中学受験、本当に止めるべきなの?
子どもにとって、どうするのが一番いいの?
悩みは尽きないと思います。
でも、ちょっと冷静になって考えてみてください。
もしこれが、水泳だったらどうでしょう?
「水泳に向いてない」と言われたら、すぐに辞めさせますか?
始めたばかりでなかなか上達しなくても諦めさせますか?
もし、水泳を始めた理由が
「体を丈夫にしたい」「体力をつけたい」
という目的なら
たとえ「向いてない」と言われても、続けるという選択肢もあるのではないでしょうか?
中学受験も同じです。
大切なのは
なぜ中学受験をするのか?
という目的をしっかり見据えること。
そして
中学受験で、子どもにどんな力を身につけてほしいのか?
を明確にすることです。
中学受験をする理由、本当に分かっていますか?
中学受験をしようと思ったきっかけは何でしたか?
- 難関大学に合格しやすいから?
- 内申点で不利になるのが心配だから?
- 先生の評価が良くないから?
- 高校受験にとらわれず、好きなことに集中させてあげたいから?
- 良い環境で、充実した学校生活を送らせてあげたいから?
理由は様々だと思います。
でも、受験勉強が進むにつれて、最初の目的を見失ってしまうこと、ありませんか?
「本当に中学受験を続けるべきなのか?」
そんな風に悩んでしまうのは、 目的が曖昧になっているからかもしれません。
中学受験の成功って、どういうこと?
おうち受験コーチングでは、「中学受験を成功させましょう!」とお伝えしていますが…
成功って、一体どういうことでしょう?
実は「成功を定義する」ことが、中学受験で一番大切なことなんです。
「え?そんなこと?」と思われたかもしれませんね。
でも、多くのご家庭が、この「成功の定義」を忘れてしまうことで、受験の沼にハマって苦しんでしまうんです。
例えば…
- 周りのお子さんばかりを見て「もっともっと」とプレッシャーをかけてしまう。
- 最初は「賢いね!」と褒めていたのに、塾に通い始めたら「もっと頑張りなさい!」と叱ってばかりになってしまう。
- 学習習慣が身についたら、すぐに次の目標を押し付けてしまう。
こんな風に、 キリがない目標を追い求めてしまう ことはありませんか?
大切なのは、お子様に合ったゴール を見つけてあげること。
そして
ここまでやったら、中学受験から撤退する
というラインも、あらかじめ決めておくことも大切です。
例えば…
- 睡眠時間を削ってまで勉強しなければいけない状況になってしまった。
- 子どもが勉強を嫌がり、勉強そのものが嫌いになってしまいそう。
- 子どもが他に熱中できるものを見つけた。
このような場合は、 中学受験を辞める勇気も必要です。
途中で中学受験をやめたとしても、決して失敗ではありません 。
中学受験の努力は、決して無駄になりません!
中学受験の勉強は、中学で学ぶ内容の先取りです。
受験を通して得た知識や経験は、公立中学校に進学した場合でも、必ず役に立ちます。
- 基礎学力が身につく
- 学習習慣が身につく
- 集中力や時間管理能力が身につく
さらに、こんなデータもあります。
- 中学受験をして私立・国立中学に進学した子ども
- 中学受験をして地元の公立中学に進学した子ども
- 中学受験をせず公立中学に進学した子ども
この3つのグループを比較した結果、 2.中学受験をして地元の公立中学に進学した子どもの成績が最も良かったというデータがあるんです。
中学受験をやめた方がいいケース
小学生は、体力面・精神面ともに未熟です。
中学受験を成功させるためには、 保護者のサポートが欠かせません。
- 生活習慣のサポートはできますか?
- 塾の送迎などのサポートはできますか?
- 子どもがつらい時に、寄り添って支えてあげられますか?
もし、これらのサポートが難しい場合は、 高校受験に焦点を当てることも考えてみましょう。
まとめ
「中学受験を止めるべきか?」
そう迷った時は、以下のポイントを参考にしてみてください。
- 目的を明確にする
- 成功を定義する
- 子どもの体力面・精神面への配慮
- 保護者のサポート体制
この記事が、中学受験で悩んでいるご家庭の参考になれば幸いです。
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