【プロコーチ必見】エニアグラム診断を活用!クライアントの「9タイプ別」学習モチベーションを確実に引き出す声かけ技術

なぜ、あなたの「声かけ」は空回りするのか?
学習指導に情熱を注ぐコーチの皆様、現場でこんな悩みを抱えていませんか?

一生懸命アドバイスしても、なぜか響かない子がいる…



ノウハウを伝えても、やる気が続かないのはなぜ?
実は、その問題の核心は、あなたの指導法ではなく、お子様の「個性のズレ」にあります。成績を上げるための要素は、「時間」「やり方」「基礎力」の3つの掛け算で決まりますが、どれだけ「やり方」が正しくても、子どもの心の奥底にある「動機」に響かなければ、行動は続きません。
当協会が3,486組以上の親子と向き合う中で、その「ズレ」を解消し、どの子のやる気も確実に引き出す鍵こそが、エニアグラムです。
本記事では、人間の行動の根源である「動機(囚われ)」を明確にするエニアグラムを指導に取り入れ、あなたのコーチングの質と成果を飛躍的に高める実践的な声かけ技術を解説します。
第1章:動機こそが学習の根源 エニアグラムで「本質的なやる気」に迫る
多くの指導者が「このやり方がいい」「もっと頑張れ」と伝えるとき、それは指導者自身の価値観や成功体験に基づいています。しかし、子どものモチベーションの源泉は、個人の「動機」、つまり「どうすれば自分らしく満足して生きられるのか」という無意識の願いです。
エニアグラムは、この動機によって人間の性格を9つのタイプに分類する性格タイプ論です。指導においては、この「性格を変えようとせず、性格に合わせる」ことが鉄則となります。
お子様のタイプを知り、その子が心の底から大切にしている価値に沿った声かけをすることこそが、やる気を最大限に高める最短ルートなのです。
▼ご自身のタイプ診断がまだの方は、この機会に診断されることをおすすめします。
第2章:【9タイプ別】「やる気」を確実に引き出す声かけの技術
ここでは、エニアグラムの各タイプが「何にこだわり」「何をされたらやる気を失うか」を理解し、成果に繋がる声かけの具体例を解説します。
| タイプとこだわり | やる気を上げる声かけ・接し方 | やる気を下げる声かけ・NG行動 |
| タイプ1:完璧にやりたい子 | 「十分にできているよ」と伝え、本人の段取りを尊重し納得するまでやらせる。 | 約束を破る、急な予定変更で振り回す。「とりあえずやろう」など中途半端な姿勢を見せる。 |
| タイプ2:人の役に立ちたい子 | 「あなたが成長することがお母さんを助ける」など、他者貢献の価値を伝える。 | 「自分のために頑張りなさい」と利己的な行動を促す。激しい口調や荒っぽい言動。 |
| タイプ3:成功したい子 | 成功ルートを明確に示し、「できそうだ」と成功イメージを引き出す。結果よりもプロセスを褒める。 | 人前で欠点を指摘する。競争や比較のない環境。成長を実感できないことをさせる。 |
| タイプ4:個性を大切にする子 | 独自の感性を否定せず、「面白い考えだね」と意見を引き出す。ポジティブに接する。 | 「なぜあなたは普通にできないの」と指摘する。他人と比較する。平凡だと決めつける。 |
| タイプ5:知りたがりやの子 | 知的好奇心をくすぐる課題を与える。大人として人格を尊重し、一人になる時間を確保する 。 | 納得するまで説明しない。集団行動を強要したり、権威を振りかざして命令する。 |
| タイプ6:安全を求める子 | 「みんながやっているから安心」と安心材料を提示する。温かい穏やかな雰囲気を作る。 | 「自分で考えなさい」と突き放す。次々と新しいことをやらせたり、時間に追われる日課を立てる。 |
| タイプ7:楽しさを追い求める子 | 「簡単、楽しい、得するよ」を全面に出し、自分で決めたと「自発性」を演出する。 | 本人の弱点を追求する発言。愚痴などネガティブなことを延々と言う。命令してやらせる。 |
| タイプ8:兄貴・姉御タイプ | みんなが驚く高い目標を掲げさせる。目標を決めたらプロセスには干渉しない。 | 本人の意見を聞かずに結論を押し付ける。努力を止めたり、「あなたはこういう子」と決めつける。 |
| タイプ9:平和を愛する子 | 小さな目標を確実にクリアさせる。本人が言ったことは大きく尊重する。 | 急かす。「遅すぎる」「怠けている」と否定的な言葉をかける。 |
第3章:コーチとして「個性のズレ」を乗り越える方法
プロのコーチは、クライアントのタイプを知るだけでなく、自身のタイプと指導の癖を理解することが不可欠です。
- 自己理解と指導の質の向上:
- コーチ自身のタイプ(価値観、囚われ)が、知らず知らずのうちに指導の偏り(指導の癖)を生みます。例えば、タイプ1のコーチは、クライアントに正しいことや努力を強く求めがちです。
- 自分の「指導の癖」を客観視することで、どの子にも最適な指導を提供できるようになります。
- 保護者への連携術:
- コーチングの成果を最大化するには、クライアント(保護者)との連携が欠かせません。
- 保護者にもエニアグラムの知識を提供し、「わが子の真の望み」を理解してもらうことで、家庭内の声かけを変えてもらうことができます。これにより、コーチと家庭が一体となり、成果を早く確実に出すことができるのです。
まとめ
エニアグラムは、小手先のテクニックではなく、人間の本質的な動機に働きかける強力なツールです。この知識を身につければ、あなたは、もう「なぜ、あの子は…」と悩むことはありません。
あなたのコーチングは、「どの子のやる気も上げられる」本質的な指導へと進化します。
プロのコーチング現場でエニアグラムを実践的に学び、資格を活かして活躍したい方向けに、当協会では来年1月より【エニアグラム講座】を開講します。
どの子のやる気もあげるコーチになりませんか?
本講座の具体的な内容、成果、そしてあなたの活動にどう活かせるかについて、理事長である私から直接ご説明させていただきます。
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