9タイプ別指導マニュアル無料配布中!! 今すぐ受け取る

やる気のない中学生に指導者が避けるべきNG行動一覧

やる気のない中学生に指導者が避けるべきNG行動一覧

「最近、中学生の〇〇さん、授業中に居眠りばかりで…」

「部活の練習にも身が入っていないみたいで…」

勉強や部活動にやる気を見せない中学生の指導は、学校の先生や塾講師にとって大きな悩みの一つです。

特に中学生は思春期を迎え、小学生のように素直に応じるとは限らず、接し方にはより工夫が求められます。

大人が中学生に対してやる気の向上を目指すあまり、逆効果となってしまうこともあります。

今回は、

やる気のない中学生に指導を行う際に避けるべきNG行動を詳しく解説し、

適切なサポートの方法についてお伝えします。

\生徒をタイプ別で指導しよう/

目次

指導者が避けるべきNG行動一覧

NG行動①:強制的な指示

「これをやりなさい!」

「なぜやらないんだ!」

子供たちが知識を渇望し、学ぶことが楽しみであった時代には、そのようなやり方も有効だったかもしれません。

しかし、今の子供たちは、強制的に何かをやらされることを好みません。

特に、エニアグラムタイプの

  • タイプ③羨望を集めるヒーロー・ヒロイン
  • タイプ④夢見る魔法使い
  • タイプ⑤とことん突き詰める賢者
  • タイプ⑦社交的なトレジャーハンター
  • タイプ⑧人情味あふれるボス
  • タイプ⑨穏やかな空気をまとう仙人

のようなタイプの子どもたちは、このようなやり方を嫌がります。

彼らは、自分の意志で行動することを大切にします。

強制的な指示は、彼らの反発心を買い、さらにやる気を失わせる可能性があります。

NG行動②:他の生徒と比較をする

「〇〇さんは、ちゃんとやってるのに、君はなんでできないの?」

誰かと比較されるのは、どの子も嫌なものです。

自分自身がライバルを見つけ、自分で自分を鼓舞していくことはとても良いことです。

ただ、それは自分の意思でやるべきことです。

特に、エニアグラムタイプの

  • タイプ③羨望を集めるヒーロー・ヒロイン
  • タイプ④夢見る魔法使い

のようなタイプの子どもたちは、比較されることをとても嫌がります。

彼らは、周りの人と比べられることで、自分の価値を否定されたように感じてしまうことがあります。

他者との比較ではなく、その子自身の成長に目を向け、褒めてあげることが大切です。

NG行動③:脅してやらせる

「これをやらないと、こうなってしまうよ!」

「これをやらないと、授業に参加させないよ!」

講師がそのつもりがなくても、生徒を脅して何かをやらせようとしていることはありませんか?

脅迫は、ときに子供たちに有効に働きます。

しかし、脅迫されて勉強したことが、その子の人生にとってプラスになることはほとんどないでしょう。

脅迫によって、一時的に行動を変えることはできても、真のやる気を引き出すことはできません。

NG行動④:やる理由を論理的に説明しない

「なぜこれをやらなきゃいけないんですか?」

そう聞かれた時に、

「そうするべきだから」

「みんなやっているから」

では、論理的な説明とは言えません。

なぜそれをする必要があるのか、論理的に説明したり、自分自身の経験を踏まえて本音で説明できることが、指導者には求められます。

特に、エニアグラムタイプ

  • タイプ⑤とことん突き詰める賢者
  • タイプ⑥忠実な聖職者
  • タイプ⑦社交的なトレジャーハンター

のようなタイプの子どもたちは、「なぜ?」と考えることを大切にします。

納得できないことは、なかなか受け入れることができません。

NG行動⑤:指導者自身が約束を守らない

生徒に宿題をやってきなさいと言いながら、生徒とした約束を守れていない指導者がいます。

生徒に何か約束をさせるのであれば、それ以上に指導者が自分自身の約束を守るべきです。

子供たちは、そのような大人の態度をよく見ています。

指導者が約束を守らない姿を見て、

「大人って、ずるい」 「約束なんて、守らなくてもいいんだ」

そう思ってしまうかもしれません。

特に、エニアグラムタイプの

  • タイプ①理想の実現を目指す戦士
  • タイプ⑤とことん突き詰める賢者
  • タイプ⑧人情味あふれるボス

のお子さんたちは、「いいかげんな先生だ」と感じでいっさい話を聞かなくなってしまうかもしれません。

一番大切なこと

いくつかNG行動を書きましたが、一番大切なことは、生徒一人ひとりにまっすぐに向き合うことです。

あなた自身が心のそこから生徒のことを思い、生徒が幸せに生きていくために本心でアドバイスをしているのであれば、それは必ず生徒に伝わります。

思春期の子供たちは、言動と考えが一致していないことがあります。

頭の中では「こうしたい」「こうすべき」と考えているのに、親の前ではついつい違うことを言ってしまったり、友達の前では友達の意見に合わせてしまったりすることがあります。

そのため、表面で見えている言葉や行動にとらわれすぎないことが重要です。

時にコーチングの手法を使いながら、その子一人ひとりが本当に何を望んでいるのかを一緒に考え、その望みに合わせて、その子が心から望む未来への道筋を一緒に考えてあげることが大切です。

すべての子どもたちに可能性がある

私が4000件以上の親子を見てきてわかったのは、完全に人生を諦めている子はいないということです。

今、表面的にやる気がないように見えていることも、何かの要因で無気力になってしまっているのか、もしくは思春期特有の雰囲気に包まれているのか、分かりません。

その状態を持って、その子がやる気のない子だと判断してしまうのは性急すぎます。

子供たちを幸せな未来へ導く指導者として、一見やる気がないように見える子供たちのやる気を引き出してあげることこそ、私たちの本来の仕事であり、指導者という仕事の醍醐味であると思います。

エニアグラムの知恵とコーチングの手法は、このような子供が本当に望む未来を見出し、そこに合わせて導くということに、大変役に立つ知恵です。

\指導に役立つエニアグラム診断はコチラ /

受験コーチング協会の養成講座

これらの知恵は、受験コーチング協会の養成講座で学ぶことができます。

あなたが学びに来てくれることを楽しみにお待ちしております。

コーチ養成講座はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次